- 2008.08.26 火曜日
- 度々登場していますが、マクスでリフォーム中の富士市の佳肴季凛さん。
リフォームは追い込み段階なのですが、本日は別のお話です。
昨日、季凛の店主兼熱血料理人の志村さんと、東電のショールームに行って来ました。
理由は二つ。
まず一つ目は、タイトルにあるように、ガス会社対電気会社の構図でお互いに自分の利点と相手の欠点の言い合いになってしまっているので、中立的な第三者に試して貰おう、と言うことです。
中立的、と書きましたが、実はかなりガス派の志村さん。
電磁波の影響や、料理が美味しく出来ないという考えがおあり。
で、お願いして行ってもらったんですが、
まず、ガス会社がよく言う、
「IHは、チャーハンや炒め物で、ガスのようにフライパンを振れない」
と言うことですが、半分嘘・半分本当、と言ったところではないでしょうか?
【嘘】の半分は、最近の機種では、ユーザーの希望を反映して、フライパンを振るためにIHから離しても、すぐに磁力が復帰するので、普通に振れます。
そのことは写真を見てもお分かり頂けると思います。
(写真はもやしを炒めています)
【本当】の半分は、IH用のフライパンは、通常のフライパンよりやや重いので、女性には、この様な熱血料理人のようにはフライパンを振り回すことが出来ないと思います。
火力に関しては、お互いにうちの方が火力が強い、と言っていますが、深型の大きな鍋で大量にお湯を沸かすときのような場合は、ガスに分があります。
でも、通常の調理では、IHの方が圧倒的にハイパワーですね。
IHでは、火力の目盛りがスイッチ制御で、特に天ぷらなどの揚げ物では、一定の温度に保つことが出来ます。
でもこれも、実はIHだけの特徴ではなくなってきていて、ガス器具でもかなり精密に温度調整が可能な機種が出て来ています。
後は問題の電磁場ですが、それについては、以前も触れましたのでこちらでご覧下さい。
(IHクッキングヒーターと電磁場)
電磁波については、ショールームでも聞いたのですが、電線の工事の際に使う機械を使って、IHの前で測定しても、ほとんど計測出来ないほど微弱だ、とのことでした。
(疑り深い私は、今度測定させて下さいとお願いしましたが)
肝心の志村さんの感想ですが、
・火力は思ったよりずっと強かった
・ガスと全く変わらない仕上がり
・夏場は料理していて暑くないのが良いね
・掃除は確かに楽
・でもなんか火が見えないと調理している感じがしない
とのことでした。
ご参考になりましたでしょうか?
さて、冒頭に書いたもう一つの理由ですが、志村さんは、マクロビオティックという考え方に基づいて料理に取り組んでおられます。
【旬の地元の素材の味を大切にし、心と体にやさしい日本料理】
が信念だそうです。
食育が言われる昨今、この様な考え方は、とても大切だと私も共感しています。
でも、核家族化が進み、忙しい日常の中、なかなか教えてくれる人も居ないし…、と言うのが実状だと思います。
そこで、志村さんにお願いして、料理教室というか、体験会みたいな企画を主催させて頂こうと思っています。
志村さんも開店準備で忙しいので、第一回目は冬頃になってしまうと思いますが、またブログで発表させて頂こうと思います。
お楽しみに。 - 日記・育児 | comments (2) | trackbacks (0)
Comments
しかも食べると幸せな気分になって、
キッチンもリフォームしたくなって、
ついでにトイレもお風呂も…
そんな料理をお願いします。
…
…
…
無理?
それによって、家庭で食事を、少しでも多く、作る機会が増えてもらえれば、ありがたいです。
簡単で、早くて、美味しくて、見た目も良くて、体にやさしくて、片付けが楽チンな、スーパーマンのような料理を、考えておきます。
・・・・・。
難しい・・・。