- 2008.08.19 火曜日
- 夏休み中も現場が動いていたところでは、休み明けに私が顔を出すと、当たり前ですが結構進んでいましたのでご紹介します。
何回かご紹介している「佳肴季凛(かこうきりん)」さん。
店舗内部も最終工程です。
↓
これから仕上げ行程に入ると一気にイメージが変わってきます。
当然その部分が見ていて一番面白いところでもありますが、本日のタイトルにもある通り、大事なのは下地。
段取り八分と言いますが、まさに下地八分だと常々思っています。
下地をしっかりやっておくことで、後の仕上がりも綺麗だし、綺麗が長続きします。
後々の変更にも柔軟に対応しやすくなりますし、何より長持ちします。
マクスでは、リフォームの経験を生かして、
「どうすれば長持ちするのか・しないのか」
を新築時にフィードバックするようにしています。
例えばごく分かりやすい例だと、階段の降り口。
根太(ねだ)と言う木の下地は、通常一尺ですが(昔は一尺五寸の場合もあります)、降り口だけでも真ん中に一本器を添えてやる。
つまり下地間隔を一尺の半分の5寸にしてやると、仕上げの床が比べものにならない位長持ちします。
でも、悲しいかな、この様な下地というのは、出来ちゃうと見えないんですよね。
住宅には、下地とか基礎とか構造とか、目に見えない所こそ重要なんですけど…。
目に見えないところを安上がりにしても、出来上がりは一緒。
そうすると、大事なところをしっかりやるほど、「おたくは高い」となってしまいます。
正直、一番悩むところです。
それでも、何も言わなくてもこう言ったところを補修したり補強したりする監督も大工にも、「良し良し…」と思うのです。
(もちろんこの後塗装して分からなくなりますが…)
愚痴はこれくらいにして…
6/20のブログで書いたんですが、入口のこの立派な紅葉。
こんなふうになってます。
?
まだ内緒です(笑)。
↑自然素材を扱う工務店のブログが集まってます【日本ブログ村】 - リフォームのお話 | comments (2) | trackbacks (0)
Comments