

- 2008.08.06 水曜日
- 昨日、IHクッキングヒーターについて書きましたが、早速只今リフォーム中の「佳肴季凛」さんより書き込みを頂きました(ありがとうございました)。
内容は、IHクッキングヒーターに対する批判ではありませんが、これとは別に、ご主人とのお話の中で、IHクッキングヒーターの電磁波に対する不安を仰っていましたので、ちょっと書いてみます。
確かに、IHクッキングヒーターに対して同じ様な不安を抱く方は少なくありません。
同じ質問を色々な方から頂いております。
私が安全と考えているかどうか、は後述するとして、まず、メーカー側の一般的な主張は、およそ下記のようなものです。
【IHクッキングヒーターの構造】
・ヒーター内部に、銅線をグルグル巻きにした「コイル」と呼ばれる回路がある。
・コイルは、電流を流すと周囲に磁力線が発生。
・そこに金属などの導電性物質を近づけると、その部分に渦状の電流が流れる。
・金属内にこの電流が流れるときに熱が発生。
(だから電気を通しにくいアルミ鍋などは使えない物が多いんです)
【IHクッキングヒーターと電磁波】
・IHクッキングヒーターは、通常の家電製品と同様、「商用周波数帯」
の電磁波に加え、「加熱周波数帯」の電磁波も出している。
・WHO(世界保険機構)では、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)で、電磁波の
安全性に関する国際的ガイドラインを示している。
・そのガイドラインによれば、家電の周囲に出る電磁波である「商用周波数帯」では、
100μT(マイクロテスラ)以下、IH調理器の加熱で出る電磁波である「加熱周波数帯」では、
6.25μT以下なら人体に悪影響は無い、としている。
・家電業界団体の日本電機工業会では、IHクッキングヒーターから出る商用周波数帯の
電磁波を5μT以下、加熱周波数帯の電磁波を2μT以下としている。
・つまり、いずれの周波数帯でも、ICNIRPの基準以下なので心配ないとの立場。
ということです。
ただし、メーカーも、「絶対に安全です」とは言っていません。
特に心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方や、妊婦さんなどには、専門医に相談の上…とか、電磁波を遮断するエプロンの紹介などで、悪く言えば逃げ道を作っています。
そもそも、電磁波の悪影響の代表格は、電磁波過敏症。
でも、症状がめまい・倦怠感・嘔吐といった、比較的不明確な症状のため、因果関係を証明出来ないというのが現状のようです。
そこに、電磁波の危険から家族を守ろう!という新たなビジネスも展開されているわけですが、何分、電磁波も、そしてその症状も目に見えないため、眉唾物が多い感じもします(私見ですが)。
で、私の結論としては、確かに、
・直火を使わない分安心
・掃除・お手入れが楽
・火力が強い(調理条件による)
等のメリットと、
・ガス調理器具より高い
・電磁波に対して絶対に安全とは言い切れない
・使用出来る鍋が限られる
等のデメリットがあり、
それを知った上で選ぶのがやはりベストと思われます。
そして、今回のテーマである「電磁波」に対しては、心配な方は昨日もありましたが、実際に東電のショールームなどで体験してみることをお勧めいたします。
その時点で、多少でも
「気分がすぐれないような気がする」
という場合は、ガスにするか、電磁波をカットする方法を模索する、
というのが、本日の結論であり、私のお客様への回答でございます。
暑いのに、長文にて失礼いたしました。
- 桧の家 住宅のお話し | comments (4) | trackbacks (0)
Comments
安全性では確かにIHに分があると思います。
「調理をしている気にならない」
のは、一番言われるのがチャーハンのような料理で鍋を振れない点。
でも、最近の機種は、IHから鍋を離しても(振っている時間)、載せるとすぐに戻ると言う機能を付加しています。
いずれにしても、最後は好みの問題です。
どちらかを強要するものではございませんので。
あねごはずぼらなので
IHが大好きです。
取り付けしたその日に
やってはいけない、ラジェント上で網焼きをやって
天板に傷をつけたのもあたしです。
あははははっ。
火力もがっつり強いしね。
料理している気にならないってことはないと思いますよ。
確かに火であぶった方が見栄えも良かったりするものもありますけどね!
うちは、冬場にフリースを溶かさなくなりました
(あぶない、あぶない)
それからガスからIHへの切り替えを心配される
中高年の方も多いですが、これは回りの人たちの
実例であっという間に慣れることがわかります。
・・・と書くとやっぱりまわし者のようですが(^^;)、
(私は実際にお勧めするのが仕事でしたから・・)
やはり、
双方のショールームへ行くことをお勧めします!!
目で見て触ってみるに限ります!