- 2008.02.29 金曜日
- 静岡県富士市の板倉工法の新築現場です。
本日は、内部をご紹介します。
「板倉造り」は、日本の伝統工法で、木だけで作ることが可能です。
ありがちな、木風とか、木調ではなく、本物の木ですね。
ご家族が喘息、と言う理由で、合板・石膏ボード・ビニールクロス、という現在の住宅の三種の神器とも言うべき三大新建材を一切使わずに建築する場合もあります。
でも、やはりその場合は、ログハウスというか山小屋のようになるので、鬱陶しいと感じる方が居るのも事実ですね。
今回の板倉の家は、
「本物の健康住宅」
というよりも、単純に
「木の家が素敵」
と言うのがコンセプトですから、以前ご紹介したように、床には合板下地+電気温水床暖+無垢の桜の床板、と言う仕上げですし、壁と天井の一部には、石膏ボード下地を使用している所があります。
それは何故か…
本日のブログでご紹介します。
こんな感じで、壁は基本的には、二階の一番上の梁・桁の上の部分を石膏ボードとして、そこに漆喰を塗っています。
この漆喰は、合成樹脂を含まない本漆喰で意匠的に、小さな砂を混ぜてあります。
合成樹脂が入っていないと、伸びも悪く、てかりもなく、クラックも来易く、練るのも大変です。
「あ``〜重いっ」
と、言いながら練っています(頑張れ!)。
そして、こんな風に塗って行きます。
合成樹脂が入っていないので、こうして作業中も嫌な臭いがありません。
これが100%自然素材の良さですね。
合成樹脂が入っているなんちゃって自然素材の塗り壁材は、たしかにひび割れに強いです。
でも、仕上がった後にライターで炙ると、ビニールの焦げ付く強烈な刺激臭がします。
それなら値段の安いビニールクロスの方が遙かにましだと、私は思います。
一階の天井も、こんな風に仕上がってきました。
梁が余計に綺麗に見えますね。
この適度な素材感と雰囲気。
それが本日の答えです。 - 板倉造りの住宅 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
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