- 2008.02.27 水曜日
- 静岡県富士市の板倉造り工法の新築住宅工事現場です。
昨日の続きです。
この住宅には、中庭があります。
もちろん、「ただ格好いいから」等という安易な理由の中庭ではありません。
ちゃんとした設計コンセプトがあります。
この住宅のブログが始まった頃、なぞなぞの様にして書いたことがあるのですが(11/21のブログ)、実はこのお宅の敷地は、南北の軸が、大きくずれておりまして、「四角い敷地の対角線が南北の軸」という形になっています。
つまり、時計の4時半くらいが南の方角になります。
また、同様に時計の針で、3時側以外の三方に住宅があり、9時の方角があまり広くない道路となっております。
そこで、建物をL字型に配置し、太陽が当たる南面の(4時半の)方向に中庭を儲け、そこに向かって内部の所室の視線が向く様にプランニングしました。
こんな感じで、斜めになっている部分がほぼ南になりますので、全ての部屋が明るいわけです。
デザイン的にはこんな感じ。
どうですか?
南の中庭に面して広がりがありますよね。
中から見ると、こんなイメージ。
ちょっと色が悪いパースですが、中庭に面して広がりがあり、かつ三方の隣家の視線を気にしなくて良い様なイメージが伝わりますでしょうか?
中から撮った写真が本当にこうなっているか?
それはまた明日ご紹介しますね。
で、今日の本題はウッドデッキ。
デッキの木は…
これです。
桧です。
この桧は、「地元の木です」。
こういう構造材とは関係ない材料こそ、地元の木を使うべきだと思いませんか?
イペ・ウリン・セランカンバツー・イタウバ?・マラセス?…
最近はドンドン新たな南洋材がデッキ材に紹介されていますが、本当に計画的に伐採された正規の商品なのか、私は心配です。
貴重な熱帯雨林の破壊に繋がる様なら、使いたくないと思いますが…
だから地元の木。
住宅の構造材の様に高い強度と耐久性を要求されるわけではないので、そこはまさに、地産地消。
地元の桧でも、写真の様に、防腐剤を圧力注入すれば(木口が緑色になっていますよね)、かなり持ちますから。
この防腐剤は、嘗めたりしたら毒ですが、外部なので、メンテナンス性重視です。
もちろん、当然ですが、内部の木材には少しでも危険性のあるこの様な薬品は一切使用しません。
切るとよく分かります。
切った木口も緑色なのが分かります?
これで、夏のビール・花火・バーベキュー・水浴びはバッチリです! - 板倉造りの住宅 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
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