- 2012.09.19 水曜日
- 朝晩は大分涼しくなって参りました。
暑くなってしまう前にこの話題を書かねば…。
本日はそんなネタです。
いわゆる熱帯夜の某日深夜、我が家の一階の掃き出し窓のカーテンのレース。
外は全く無風なのに、さわ〜っと動いている。
お化け?
んなあほな。
同時刻、子供は寝てるので灯りを付けて撮影した、こちらは二階ホールの天窓。
オーニング窓が開いています。
これが、煙突効果による重力換気です。
暑い空気は、冷たい空気より軽い。
小学生でも知っています。
↓
軽い空気は上へ。
↓
上に窓があるのでそこから出て行く。
↓
出て行けば、当然その分の空気は入ってくる。
というわけです。
薪ストーブの熱は、煙突から一方通行で出て行く、これは煙が室温よりずっと高いからです。
だから燃焼時、薪ストーブのドアを開けても煙は室内に出て来ない。
暖炉も同じ理屈。
燃焼しているからといって煙や匂いは室内には出て来ないのです。
これが煙突効果。
大きな建物のドアを思い出して下さい。
自動ドアや回転ドアは良いのですが、開き戸だったりすると、開けようとした途端にもの凄い風圧を受けることがあります。
これも同じ理屈ですね(この場合、もちろん純粋に風の場合もありますけど)。
設計を上手くすると、室内に風を呼び込むことが出来る、そんなお話しでした。
(自然室温で暮らせるために…)
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