- 2012.08.22 水曜日
- 只今富士宮市で建設中の「びおハウス」は、自然室温で暮らせる家、がテーマ。
エアコンに頼らない暮らしを目指し、昨日は【夏】家を涼しくするための装置の一つをご紹介いたしました。
昨日も書かせていただきましたし、最近TVCMでも同じ事を言ってるので、聞いたことあるフレーズだと思いますが、
『暑さ・寒さは、窓から入って来ます』
で、震災後の家造りを脳味噌とろけるくらい考え、今回のお宅から導入しているのがこちら。
枠に熱伝導率の高いアルミニウムを使わない、樹脂サッシです。
タダの樹脂ではなく、
ガラスが三層。
トリプルガラスです。
ガラス間の空気層は、より熱を伝えにくいアルゴンガスを封入。
ガラス自体も室内側と室外側両面がLow-Eガラス。
ちなみにこの樹脂サッシの導入で性能がどう変わるかをシミュレーションした記事を以前書きました。
【参考リンク:建築とエネルギーを考えよう 6】
これで、冬は「ため込んだ熱を逃がさない」とても性能が良い家に出来ます。
もちろん、夏の「冷房を逃がさない」というのもあります。
実際、冷房の効きは全然違うと思います。
でも、「クーラーに頼らない」と言ってますので(笑)。
夏に関しては、
【エアコンの冷気を逃がさない】
のが重要ではなく、
【外の熱気を入れない】
が正解です。
だから、軒を深く(これは日本古来の知恵)、簾や緑のカーテンで日射遮蔽(同じく)です。
【参考リンク:高性能サッシと簾の性能比較】
それから、性能がいくら良くても、ちゃんと考えて施工しないと意味がありません。
南面のサッシは、夏の日射遮蔽は庇で、冬は逆に日射を採り入れたいので、Low-Eガラスには、あえてしません。
また、サッシからの雨漏りを防ぐのは言うまでもありません。
サッシが変わっても、
以前から標準採用している「立体成型の防水部材」などは、もちろんちゃんと施工しています。
【参考リンク:雨漏りを完全に防げ-2】
詳細は、是非構造見学会で!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【自然室温で暮らせる家 びおハウスM】構造見学会 9/1(土)
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