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奇跡を呼ぶ男

日本の法律では、建物は建築士が設計することになっております。
図面を書くばかりが設計ではなく、建物の形をデザインしたり、間取りを書いてみたりするのも設計です。

本格的に図面を書くのを実施設計と言うに対し、間取りやデザインを意匠設計と言います。

営業マンが打ち合わせして間取り考えたりするのも意匠設計という設計なんですね。
一般の方が、自分の家を、ご家庭でソフト使って間取り考える、これも設計と言えますね。


一般の方は別にして、建築士の資格がないのに間取りを提案する営業マンは、法的に見れば違法となります。
業界では、これがまかり通っていますが…。

実際、4号特例と言いまして、木造一二階建ての住宅は構造計算をしなくて良いという悪法がありますので、構造を無視した耐震性に劣る住宅が出来てしまう温床になっています。

また、収納アドバイザーとか名乗って間取りを云々仰る方がいらっしゃいますが、プロとしてお金を取っている以上(本を何冊も書いてたりして…)、建築士の資格はちゃんと取って欲しいものです。
あくまで違法は違法だと思いますので。


さてさて、マクスの社員大工の丸山彰。
本年は二級建築士の資格に独学にて挑戦中です。

大工なので設計をするわけではありません。
が、資格は持っていて邪魔になる物ではありません。
広く正しい知識を身に付けることは、必ず本業の大工工事にも役に立ちます。

しかーし!
前述の通り、「独学」勉強中の丸山、先日の模試の判定は非常〜っに厳しい。
今のままでは…、の状況です。

ネックは「建築法令」。
日本で一番複雑な法律と言われる建築基準法。

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 ↑
こちら、私が一級建築士の勉強をしていたときに使った7年前の法令集。
試験の際に持ち込み可です。

建築基準法が難解だと言われるのは、毎年のように改正され、その都度条文が後に後に書き足されるため。
実際「今」の時点で何がが正しいのかは、あっちこっちのページに飛ばないと分からない。
もちろん、試験ではそういった重箱の隅をネチネチとついて来ます。
持ち込み可でも、入念に勉強をしておかなければ時間内に問題を解くことは絶対に不可能。
私も泣かされました。

s-120622 (2).jpg
 ↑
こちら丸山の法令集。
うーん、あまり使い込まれてない…。

s-120622 (3).jpg
 ↑
私の法令集の内部。

丸山の同じページ。
 ↓
s-120622 (4).jpg

とりあえず線は引いてあるけど、汚れてないなぁ…。


マークシート方式の一次試験は、9日後の7月1日の日曜日!

本人は「奇跡を起こします!」と、何とも弱々しげに言っています。

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 〜為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり〜


【夏休み企画 2連発!!】

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