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発泡ウレタン断熱

富士宮市で進行中の長期優良住宅先導事業の家です。
次世代パッシブソーラーそよ風も搭載です。

昨日は外部をご紹介致しましたので、本日は内部を。

最近は定番となった、現場発泡の吹き付けウレタン断熱が施工されました。
ベニバナ由来で完全水発泡の、しっかりとした品質の物です。
(以前ご紹介した吹き付け動画はこちら)

s-110708 (1).jpg

屋根面(の裏側)まで、

s-110708 (8).jpg

モッコモコになっております。


・気密性が高い
・世界初の、植物油(ベニ花油)を主原料とするウレタン断熱材
・100%、水によって100倍に発泡させるので安心
・廃棄時には土に還る断熱材
・自己消火機能があり延焼しない
・万が一の燃焼時にも、焼き魚程度の有毒ガスしか出ない

等の特徴があり、もちろん、これが優れているから採用しているわけですが、良い物は高い、そう相場は決まっております。

自然素材を盲信して、なにかグラスウールやロックウールは病気の元くらいに感じている方も時々お見受けしますが、決してそんなことはございません。

断熱材を入れる
  ↓
室内と室外で温度の差が出来る
  ↓
温度の違いによって空気が流れようとする力が生まれる
  ↓
隙間を空気が流れる☆
  ↓
暖かい空気が冷やされて、結露する
  ↓
黴が生えるし、木が腐る

ので、これは、断熱材の種類によってどーのこーのではないわけです。
問題は上記の☆、隙間を空気が流れるのを、どれだけ防げるか、つまり、どれだけ気密性を保てるか、にかかっているわけです。

その意味で、

s-110708 (2).jpg

この様な換気口廻りとか、

s-110708 (3).jpg

サッシの上の小さな部分とか、

s-110708 (4).jpg

屋根を校正する△の部分(妻)とか、

s-110708 (5).jpg

筋交いのある場所とか、

s-110708 (6).jpg

ボルトの…

s-110708 (7).jpg

貫通穴とか、こういった部分を徹底的にふさげるのは、現場発泡のメリットで、それがこの断熱材の優れている所だと私は考えております。
上記の写真の細かい部分を、カッターナイフで切ってはめ込むと、こんなにぴっちりとは行かないですよね…。

つまり、
最初に書いた性能は、気密以外はオマケみたいなものです(笑)。


【住んでるお宅を見に行こう!】
s-110701 (3).jpg
開催日:平成23年7月30日(土)
桧の家 住宅のお話し > 【富士宮市】パッシブソーラー | comments (0) | trackbacks (0)

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