- 2011.07.08 金曜日
- 富士宮市で進行中の長期優良住宅先導事業の家です。
次世代パッシブソーラーそよ風も搭載です。
昨日は外部をご紹介致しましたので、本日は内部を。
最近は定番となった、現場発泡の吹き付けウレタン断熱が施工されました。
ベニバナ由来で完全水発泡の、しっかりとした品質の物です。
(以前ご紹介した吹き付け動画はこちら)
屋根面(の裏側)まで、
モッコモコになっております。
・気密性が高い
・世界初の、植物油(ベニ花油)を主原料とするウレタン断熱材
・100%、水によって100倍に発泡させるので安心
・廃棄時には土に還る断熱材
・自己消火機能があり延焼しない
・万が一の燃焼時にも、焼き魚程度の有毒ガスしか出ない
等の特徴があり、もちろん、これが優れているから採用しているわけですが、良い物は高い、そう相場は決まっております。
自然素材を盲信して、なにかグラスウールやロックウールは病気の元くらいに感じている方も時々お見受けしますが、決してそんなことはございません。
断熱材を入れる
↓
室内と室外で温度の差が出来る
↓
温度の違いによって空気が流れようとする力が生まれる
↓
隙間を空気が流れる☆
↓
暖かい空気が冷やされて、結露する
↓
黴が生えるし、木が腐る
ので、これは、断熱材の種類によってどーのこーのではないわけです。
問題は上記の☆、隙間を空気が流れるのを、どれだけ防げるか、つまり、どれだけ気密性を保てるか、にかかっているわけです。
その意味で、
この様な換気口廻りとか、
サッシの上の小さな部分とか、
屋根を校正する△の部分(妻)とか、
筋交いのある場所とか、
ボルトの…
貫通穴とか、こういった部分を徹底的にふさげるのは、現場発泡のメリットで、それがこの断熱材の優れている所だと私は考えております。
上記の写真の細かい部分を、カッターナイフで切ってはめ込むと、こんなにぴっちりとは行かないですよね…。
つまり、
最初に書いた性能は、気密以外はオマケみたいなものです(笑)。
【住んでるお宅を見に行こう!】
開催日:平成23年7月30日(土) - 桧の家 住宅のお話し > 【富士宮市】パッシブソーラー | comments (0) | trackbacks (0)
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