- 2011.07.07 木曜日
- 富士宮市で進行中の長期優良住宅先導事業の家です。
次世代パッシブソーラーそよ風も搭載です。
ちょっと他の現場をご紹介しているうちに、木の外観になりました。
大工が一生懸命打ち付けているのは、耐久性の高い桧の板です。
リズミカルで、とても綺麗です。
ただこれは、残念ながら仕上げではなく、見えなくなってしまう塗り壁下地です。
昨日別の現場でご紹介したように、しっかり防水処理がされた後にサッシが取り付けられ、さらにアルミ製の水切り部材(サッシの下側)も取り付けられています。
この桧の板は、
この様に、通気胴縁(緑色の縦に打ってある物)の上に打ち付けてあるので、
その通気胴縁の厚み分が空気層となり、下から上に空気が抜け、外壁の熱気を室内に入れることなく逃がします。
一昨日ご紹介した屋根の通気同様、熱は「入れない」が基本です。
この通気層は、内壁の湿気を逃がす役目もあります。
そんな通気層を作る通気胴縁は、大事な部分ですので、材料は桧で、さらに防虫・防腐処理がされた物を使います。
(だから緑色をしております)
やっぱり、見えない所ほど大事なのです。
【住んでるお宅を見に行こう!】
開催日:平成23年7月30日(土) - 桧の家 住宅のお話し > 【富士宮市】パッシブソーラー | comments (0) | trackbacks (0)
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